登場キャラクターの大半が死亡するという衝撃の作品『チェンソーマン』。
早川アキは、公安のデビルハンターで、銃の悪魔に家族を殺された過去を持っています。
家族の仇を取るためデビルハンターになったアキは、最後死亡するのか、復活や生き返ることはあるのか?をわかりやすくまとめていきます。
※ネタバレにご注意ください。
もくじ
【チェンソーマン】早川アキは最後デンジに殺されて死亡
早川アキは最後、デンジに殺されて死亡します。
実は、アキの死は最初から決められていて、そのことについては名前の由来にも込められています。
(アキの名前の由来については別記事で詳しくまとめています。)
デンジの手でアキを殺すという最悪のシナリオは、マキマによって巧妙に仕組まれた罠でした。
死亡フラグ①:早川アキと銃の悪魔の因縁
アキは、幼い頃に突然現れた銃の悪魔によって家族を失っています。
両親と弟を銃の悪魔に殺されたアキは、銃の悪魔を捕まえるため、公安のデビルハンターになりました。
同じような理由でデビルハンターになった者は多く、その多くは悪魔との戦いに敗れて死亡しています。
たった数分間で多くの人間を殺すほどの力を持つ銃の悪魔に仇討ちを決めた時点で、アキの死は決まっていたと考えられます。
死亡フラグ②:未来の悪魔の予言
早川アキが死亡することが確定したのは、4巻32話で未来の悪魔と契約した場面です。
アキの未来を知った未来の悪魔は、「オマエは未来で最悪な死に方をする!」とアキの死について言及しています。
アキの死に興味を持った未来の悪魔は、アキの右目に住むことで力を使わせる契約を結びました。
未来の悪魔が言う「最悪な死に方」とは……。
死亡までの経緯①:支配の悪魔と契約
自分の死期が近いことを知っていたアキは、自分が死ぬのは仕方ないが、デンジやパワーだけは守りたいという気持ちを強く持っていました。
そのため、マキマに「どんな悪魔とどんな契約でもします。」と強さを求めてしまいます。
マキマの正体は「支配の悪魔」で、自分より弱い者を支配することができます。
マキマは、自分と契約するように伝え、アキはそれを承諾してしまいました。
死亡までの経緯②:銃の悪魔と戦い魔人化
マキマ(支配の悪魔)と契約したことで、アキはマキマに完全に支配されてしまいます。
マキマは、アキや天使の悪魔、その他デビルハンター達を支配下に置いて、銃の悪魔と対峙しました。
しかし、マキマの狙いは始めからアキの体を銃の悪魔に乗り移らせてアキを魔人化することでした。
どのような経緯でアキが銃の悪魔の魔人になってしまったのか、詳細は描かれていないものの、自分の体を銃の悪魔に使われるというのはあまりにも皮肉で、アキが一番避けたかったことではないでしょうか。
死亡までの経緯③:銃の魔人の姿でデンジを攻撃
銃の魔人になったアキは、家族同然になっていたデンジとパワーを襲います。
魔人化したアキの自我はすでになくなっていました。
銃の悪魔もマキマに支配され、デンジを襲うようにコントロールされていたものと推測されます。
人間が魔人化すると、体は人間のままでも頭部に悪魔の特徴が現れるため、アキが魔人になってしまったことはデンジもひと目で気がついています。
マキマの策略により、銃の悪魔に体を乗っ取られてしまったアキは意識のないまま、デンジやパワーが待つ自宅へ向かいます。
玄関のチャイムが鳴るのと同時に、マキマから電話があり「銃の悪魔が突然現れて私達は倒し損ねてしまったの そのせいで死体に乗り移って逃げてしまってね その銃の魔人がキミの家のチャイムを鳴らしている」
「チャイムを鳴らしているのはアキだ」と言い張るパワーをベランダから逃し、デンジが玄関のドアを開けると、そこには銃の魔人が立っていました。
魔人になると頭に悪魔の特徴が現れるため、アキと風貌が変わっていましたが、銃の魔人は「デンジ」と名前を呼びます。
銃を乱射し、周りの建物や人を巻き込みながら攻撃してくる銃の魔人。
このシーンは、デンジの夢に出てくる扉のシーンとも絡めてあります。
デンジとの戦いで銃の魔人アキ死亡
デンジは自分やパワー、周りの人々を守るために銃の魔人となったアキを殺します。
デンジは仕方なくチェンソーマンの姿になり、銃の魔人と戦います。
チェンソーでアキの体を貫き、銃の魔人を倒しました。
その様子を見ていた未来の悪魔は「早川アキ……お前は最悪な死に方をしただろう チェンソーの少年にとってね」と言い残します。
銃の魔人になったアキは生きていたのか考察
マキマは「死体に乗り移って逃げた」と、デンジに伝えていましたが、銃の魔人が現れた段階でアキはまだ生きていたと考えられます。
瀕死の状態であったことは間違いありませんが、アキの意識は子供の頃を彷徨っているような描写があり、デンジの攻撃が致命傷となり死亡しました。
マキマが言うことが本当なら、すでにアキは死亡していて、アキを殺したのは銃の悪魔もしくはマキマと言うことになりますが、マキマは複数の嘘をついていました。
- 銃の悪魔が突然現れて→マキマは銃の悪魔が自分を倒すために現れることを知っていて、迎え撃つ準備をしていた。
- 私達は倒しそこねてしまったの→マキマは複数の悪魔たちの力を利用して戦い、銃の悪魔を支配することができた
- 死体に乗り移って逃げてしまってね→マキマに支配された銃の悪魔がアキの体に乗り移り、アキは完全に死んではいなかった?
通常、悪魔が人の体に乗り移り魔人になるには死体を利用します。
しかし、今回はマキマの支配の力があったこと、デンジやサムライソードのように生きている人間でも魔人のように悪魔の力を使えることから、アキも生きたまま悪魔に体を乗っ取られていたと考えることができます。
アキの意識は夢の中にあり、夢の中では子供の姿でデンジと雪合戦をしていました。
この状態のアキをもとに戻す術があったのかは不明ですが、銃の魔人になった時点でアキはまだ半分生きていて、最終的に銃の悪魔とアキを殺したのはデンジということになります。
※人間の死体に乗り移ったのが魔人という設定がありますが、どうやらその辺りも境界は曖昧で、半分死んだ状態で乗り移ることも可能であることが第2部に登場するアサとヨルの関係から明らかになっています。
復活・生き返るかを考察
第1部の中で、アキが生き返ることはありませんでした。
マキマは最初から、デンジに家族のような存在を与えて、その幸せを奪うという悪質な計画をたてていたため、アキが死亡することは最初から決まっていました。
未来の悪魔が「最悪な死に方をする」、「チェンソーの少年にとって最悪な死に方をした」と言っていることから、アキは完全に死亡し復活することはないと考えられます。
アキが死ぬ運命を辿るという伏線は、『早川アキ』という名前にも込められています。
主要な登場人物で、人気のある魅力的なキャラクターだっただけに、アキの死亡は悲しいですね。
第2部に早川アキは登場する?
第1部で死亡したアキが第2部に登場する可能性は低いと考えられます。
第2部は、デンジが高校に通う学園編と言われているので、デンジと同年代のキャラクターがメインで登場するのではないでしょうか。
まとめ
今回は、『チェンソーマン』に登場する主要人物の早川アキについて、最後死亡するかや、復活・生き返ることはあるのかについてまとめました。
自分の死期を知り、最後はデンジとパワーを守るために更に強くなりたいと願ったアキでしたが、その行動が裏目に出てマキマに利用される形になってしまいました。
銃の魔人になったアキを殺してしまい、デンジは心に大きな傷を負います。
せめてもの救いは、アキの意識が夢の中にあり、デンジと楽しく雪合戦をしたまま逝けたという点ではないでしょうか。
アキは死亡エンドで復活することはなさそうですが、第2部でも何かしらの形で登場することがあればうれしいですね!
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