『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』略して防振りは、夕蜜柑によるラノベ小説が原作で2020年1月から第1期:全12話が放送されました。
ネットではつまらない・クソアニメと酷評されている意見が一部でみられますが、2022年にアニメ第2期がスタートするということで、1期を見てみたので感想と評判をまとめました。
もくじ
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。はご都合主義全開のおはなし
防振りはゲーム初心者の主人公とその仲間たちが無双的に強くなり、他のプレイヤーを唖然とさせるというようなコメディタッチの物語です。
「ノンストレスな大冒険!」が作品のキャッチフレーズとなっているだけあってハラハラドキドキな展開はなく、主人公の都合のいいように物語が進んで行きます。
公式も認めるご都合主義
原作の公式からも「細かい設定の矛盾やご都合主義な展開がある」旨の注意喚起がされています。
そもそも設定がご都合主義の物語
防振りを見て「ありえない」や「ご都合主義すぎる」などと言った感想を持つ人がいます。
そもそも設定がご都合主義ありきの物語として書かれているものなので仕方ないというか、ご都合主義を指摘する人に対しては「そうですよ、ご都合主義ですよ」と返すしかないくらい開き直って作られています。
防振りはつまらないクソアニメなのか?
ネット上で酷評されている意見も多く見かけますが、これに関しては人によりけりだと思います。
防振りに限らず、どんな作品でも好みは分かれますしこの作品もどんな視点で何を求めて見るかによって好き嫌いが大きく分かれます。
萌えからアニメ入ったクソアニメ好きは絶対防振り好きなんだよな
萌えもツッコミ所満載の展開も全部詰まってるんだよね防振りには— へいろう (@_GJ___) March 25, 2020
つまらない、クソアニメと言われるポイント
防振りは『NewWorld Online』というVRMMO(仮想現実大規模多人数オンライン)ゲームを舞台にストーリーが展開していきます。
ありえない設定がひどい
主人公がゲームを始めるよりも前からかなり多くの人がゲームをプレイしているはずなのにも関わらず、初心者の主人公が初めてクリアするクエストなどが発生するため「ありえない」ときびしいツッコミを入れる人が多発しています。
防振り此処まで見てきたけど…
流石に、つまらないわぁ。
この無双はなんか無いわ…
可愛イキリってこんなにも腹立つものだと感じたわw— 雪村杏@まさたかタン♪ (@yukimura0626) March 18, 2020
#防振り
防振りって、いい意味でクソアニメしてておもしろいなメイプルがクソ無双してて草
— コトブキ (@kotobuki13ht) March 4, 2020
モブ(脇役)の扱いがひどい
主人公を引き立てるためとはいえ、主人公より前からプレイしてレベルも高いであろうモブキャラ達がバッタバッタと倒される様は主人公がチート的な存在だとしても扱いがひどいと言われています。確かに、ゲームを始めたての初心者にあそこまで無双されたらゲーム好きな人は見ていて面白くありません。
とにかくご都合主義・矛盾が多発
最初にも述べたとおり、「公式も認めるご都合主義設定」の作品なのでツッコミどころ満載で、主人公にいいように物語が進んでいきます。
ゲームをしない素人目にみてもそれはありえないのでは?という展開が多々あります。
アニメ見てるけどご都合すぎてあまり内容は面白くない
でも作画とキャラデザはすごく好き#防振り— Roichi👯♀️🌸🥐 (@roichi_ff14) March 11, 2020
全然防振りじゃない
主人公は「防御に極振りしました。」と言いながらも何だかんだ攻撃力も高いし、普通に強くなってます。
#防振り 5話。コリャ酷いなSAOの上行くアタシTUEE展開?次から次のご都合で初心者二人は運営をも手を焼く最強プレーヤーに。現時点で作画良好とさくらちゃん他声優の豪華さ以外に取り柄なし。ひっくり返るのを今か今かと待ってたが気配すらナシ… 防御特化なら盾の勇者の方が名の通りかと。
— チラシの裏-2枚目⋈二次元愛好型図案屋 (@Geso_de_Nyoro) February 5, 2020
評判のいいポイント
主人公を筆頭に女の子がかわいい
話はつまらないけど女の子が可愛いから最後まで見たという人もいるほどです。確かに登場人物の女の子たちはみんなそれぞれ個性的で可愛く、嫌なやつも出てこないのでストレスフリーで安心して見ることができます。
防振り、かわいい女がゲームやってるって幻想を見せてくれるのが良い
— kαz (@ka_z_min) April 4, 2020
アニメーションがきれい
防振りの評判を調べていて感じたのは、アニメーションや作画に関しては高評価という点です。酷評されるアニメは作画崩壊していたり、静止画で誤魔化してるシーンが多用されたりすることが多いですが、防振りは作画もアニメーションも安定していてとても見やすい作品になっています。
ストレスなく見れる
主人公がノンストレスな大冒険をしているので、見ている私たちもノンストレスです。冒険ものでよくある鬱展開などは一切なく、常に明るく一定のテンションをキープしています。
防振りおもしろいですね😊
録画たまってたのを一気に観ちゃいました😅
第7話楽しみ✨
このゲームあるんでしょうか❓ https://t.co/V3ok2xcRn8— ˚✧₊⁎sakura ouka・:*+ (@sakuraoukachan) February 18, 2020
実際に見てみた感想と防振りをおすすめできる人
ここからは1期を実際に見てみた感想と、どんな人におすすめできるかの個人的な意見をまとめていきます。
感想
アニメの全体的な評価
ストーリー設定 ★★★☆☆
先が気になる度 ★★☆☆☆
アニメーション ★★★★☆
私は元々ゲームをしないので、ご都合主義・矛盾の多いゲームの展開に関してはそこまで気にならずに楽しく見ることができました。
ただ、そんな私でも「実際のゲームだったらありえないよね」とわかるほどのご都合主義なので、元々ゲームが好きな人だったら気になってしまう人が多いのも仕方ないかもしれません。
ノンストレスで見れる作品なだけあってハラハラすることもないので、先の展開が気になる!とはなりませんでしたが、日常アニメの感覚でほのぼの最後まで視聴できました。
私的に一番よかったのは、キレイなアニメーションです。
ノンストレスなアニメに合った癒されるタッチだなぁと思っていたらなるほど、「のんのんびより」と同じ制作会社ということで納得しました。
防振りをおすすめできる人
防振りをおすすめできる人は、「日常系アニメが好きな人」です。
ドキドキハラハラ、怒りあり、涙ありの展開を求める人にはおすすめできません。
作品タイトルやキャラデザのイメージからソードアートオンラインやリゼロみたいなのを期待してみると全く違うので、注意してください。
まとめ
今回は、ネットで酷評されることが多い防振りのご都合主義、つまらない、クソアニメなのか?についてまとめました。
個人的には2期も楽しみにしている作品の一つで、日常系が退屈しない人にはおすすめです。
のんびりとアニメを楽しみたい気分の時に是非見てみてください♪