『チェンソーマン』に登場するハロウィンちゃん。
「ハロウィン!」が口癖で、一人で東京観光に行くような自由奔放な性格をしています。
今回はハロウィンの正体や本名・元ネタについて、能力や強さ・死亡するかをまとめていきます。
もくじ
【チェンソーマン】ハロウィンの正体は?初登場は何巻?
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クァンシの愛人の一人である魔人、ハロウィンの初登場回は7巻54話です。
右側の眼球と脳みそが飛び出しハート型の瞳を持っています。
「ハロウィンハロウィン!」と常にハイテンションなキャラクターです。
デンジの心臓を奪う依頼を受けたクァンシと共に来日します。
ハロウィンの正体
「ハロウィン!」としか喋ることのできない魔人ですが、その正体は宇宙の魔人であることが明らかになります。
宇宙の魔人の口癖がなぜハロウィンなのか、関連性は不明です。
ハロウィンの名前はコスモ
「ハロウィン」が印象的なキャラクターですが、正体は宇宙の魔人で、名前は「コスモ」です。
宇宙=コスモで名前の由来はシンプルです。
宇宙という未知の領域やその大きさに恐怖や不安を感じる人も少なくありません。
その恐怖心から生まれたのが宇宙の悪魔・魔人であると考えられます。
宇宙の悪魔・魔人の元ネタ
そんな謎の多いハロウィンことコスモにも元ネタがあります。
ホラー映画監督のジョン・カーペンターの作品に『ハロウィン』というタイトルの映画があります。
また監督は、『コズミック・ホラー』と呼ばれる宇宙の恐怖をテーマにした作品も制作しています。
他には、トラヴィス・ファイン監督の『チョコレートドーナツ』という作品で、主人公が法廷で突然「ハロウィン」という言葉を発して周囲を驚かせるというシーンがあり、チェンソーマンのコスモはこの映画のワンシーンを元ネタにしているという説もあります。
宇宙の魔人・コスモの能力
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宇宙とハロウィンの関係性がいまいちつかめない、謎多き宇宙の魔人ですが、能力に関しては作中で明らかになります。
コスモは、「相手に宇宙の情報を強制的に『理解』させる」という能力を持っています。
対象の相手に「ハロウィン!」と声をかけることで相手を精神世界へ誘い込み、森羅万象すべて・宇宙全体の膨大な量の知識が脳内に流れ込みます。
あまりの情報量の多さにオーバーヒートした対象の脳はイカレてしまい、死ぬまでハロウィンのことしか考えられなくなります。
本当にハロウィンのことしか考えられないのか、頭がおかしくなって廃人化してしまっているのかは不明です。
能力の程度はコントロールが出来るようで、本気のハロウィンの場合は死ぬまでハロウィンのことしか考えられなくなりますが、軽い場合は言葉尻にハロウィンが付く程度の洗脳で済むようです。
「ハロウィン」と常にハイテンションなコスモですが、精神世界では知識人たる姿で冷静に「貴女は今から森羅万象を知るのです」「貴女が理解している全てというのはこの図書館の…」「本の1ページ目にも満たない事なのです」と、相手を諭すような話し方をします。
この精神世界の姿こそが、コスモの本当の姿なのかもしれません。
コスモの強さ・最強説を考察
コスモの能力が判明した際、読者の間では「コスモ最強説」が話題になりました。
対象の相手にハロウィン攻撃をすると相手を廃人化することが出来る能力は、他の悪魔のように物理攻撃と違い、逃れる術がないように思われます。
また、物理攻撃であれば魔人や悪魔は血を飲めば復活できますが、ハロウィンのことしか考えられなくなったが最後、復活する方法はありません。
サンタクロース・師匠のハロウィン化
デンジの心臓を狙って来日した刺客の一人、トーリカの師匠は人形の悪魔と契約し、サンタクロースを生み出していましたが、その後闇の悪魔の力を手に入れます。
「こいつに本気のハロウィンを食らわせてやれ」とクァンシに命令されたコスモは、かめはめ波のようなポーズとセリフの言い回しで、師匠に本気のハロウィン攻撃をして精神世界に誘い込みます。
コスモの脳内・精神世界は図書館のように膨大な量の本が並べられていて、その本の内容が全て脳に流れ込みます。
コスモは「全てを理解した者は皆…死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなるのです」と伝え、本気のハロウィンを食らったトーリカの師匠は現実世界で「ハロウィン…ハロウィン…ハロウィン…」とつぶやきながら体を燃やされて死亡します。
三男のハロウィン化は演技?
トーリカの師匠がハロウィン化し、倒されたのをきっかけに、世界中の人形になっていた人たちも「ハロウィン…ハロウィン」としか話せなくなり、その様子がニュースで報道されます。
その報道をしている背後には、アメリカの刺客である三兄弟の三男が映っていました。
三男が顔をひきつらせ、冷や汗をかきながら「ハロウィン!ハロウィン!」と話す様子がニュースで流れます。
人形になった他の人達とは違い、三男には表情があることから、人形になったフリをしていると考えられます。
無事で何よりですが、来日したものの何も成し遂げることなく「ハロウィンハロウィン」と演技をしている様子がニュースで流れたことで、三男のデビルハンターとしての裏稼業人生は終了したのではないでしょうか。
刺客の中で唯一生き残ったのがこの三男ですが、その後アメリカに帰国したのか、日本で暮らしているのかなど詳細は一切不明です。
マキマや闇の悪魔には敵わない?
「コスモ最強説」が話題になりましたが、瞬時に相手の動きを封じることが出来るマキマや闇の悪魔に勝つことはできませんでした。
コスモが本気を出してハロウィン攻撃をする前に、物理攻撃で体を切断されてはハロウィンは使えないので、コスモの能力は恐ろしいですが最強とは言えないのかもしれません。
コスモは最後死亡する?
コスモは8巻の最後にクァンシやツギハギと共にマキマに首を斬られて死亡します。
しかし、悪魔や魔人は首を切断された程度では復活することもあるため、完全に死亡したかは不明です。
第一部では8巻以降登場しておらず、マキマによって殺された可能性が高いと考えられます。
マキマの支配の力でハロウィンの能力も使えるようになったら、それこそ最強になりそうですがそのようなシーンはでてきませんでした。
まとめ
クァンシガールズの一人、ハロウィンちゃんの正体は宇宙の悪魔・魔人で本名は『コスモ』です。
現実世界ではハイテンションで何も考えていないキャラに見えますが、本気で能力を使うを相手の脳に膨大な量の情報を送り込み、死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなるという恐ろしい力を持っています。
最後はマキマに首を切断されますが、本当に死亡したのかどうかは不明です。