『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵と、『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵はとても似ていますが同じではありません。
また、ラピュタに登場するロボット兵は他の作品にも登場していることが知られています。
この記事では、ラピュタのロボット兵とナウシカの巨神兵の違いや強さ・能力と、ルパン三世に登場するロボット兵について解説します。
ラピュタのロボット兵とナウシカの巨神兵の違いは何?
ロボット兵と巨神兵の見た目や、作品での役どころなどがなんとなく似ているため、ロボット兵と巨神兵が同じだと思っている人もいるかもしれません。
登場する作品が違うということはもちろんですが、ラピュタのロボット兵はその名の通りロボットで、ラピュタ帝国の文明によって開発されたロボットです。
一方で、ナウシカに登場する巨神兵は、「火の七日間」と呼ばれる最終戦争で世界の大半を焼き尽くしたと伝えられている巨大な人造生命体です。
ロボット(機械)と人型生命体(生き物)で、根本的に別の存在であることがわかります。
また、ロボット兵よりも巨神兵の方が何倍も大きく迫力があります。
それぞれの強さや能力を詳しくみていきましょう。
ラピュタのロボット兵の強さや能力
『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵は、戦闘用と園丁用で役割が分かれています。
巨神兵と比べるためには、戦闘用のロボット兵の能力と比較するのがいいでしょう。
ラピュタ帝国を守るために作られたロボット兵は、コアが破壊されない限りは手がちぎれても構わず敵を攻撃します。
長い腕を翼のように広げて空を飛ぶことができ、目から高熱のビームを発射します。
ラピュタを守ることがインプットされているため、シータを守る姿が描かれています。
ラピュタ帝国全盛期は、戦闘用のロボット兵が数多く存在し、帝国を狙う敵から国を守るために活躍していたと考えられます。
ラピュタ帝国が滅びた後も、壊れることなく動き続けることができ、かなり高性能のロボットであることがわかります。
ナウシカの巨神兵の強さや能力
『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵は、アニメと漫画にそれぞれ登場しています。
アニメ版では「腐ってやがる」と言われ、完全体が姿を現すことはありませんでした。
とはいえ、不完全な姿でも人の何倍もの大きさがあり、口から発射するプロトンビームで王蟲の群れをなぎ払います。
大きさや威力からみると、ロボット兵よりも巨神兵のほうが戦闘力は高いのではないでしょうか。
更に、漫画版では完全体の巨神兵の姿をみることができます。
巨大人型生物で、「火の七日間」と呼ばれる最終戦争で世界の殆どを焼き尽くしました。
短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」でも完全体の巨神兵をみることができます。
肩には発光する突起物があり、筋肉がむき出しになったような胴体、ヘルメットのような丸みを帯びた頭部と長い牙が特徴です。
丸みを帯びた頭部のデザインが、ラピュタのロボット兵と似ていると感じる部分かもしれません。
ルパン三世に登場するロボット「ラムダ」「シグマ」も似てる
実は、『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵と全く同じデザインのロボット兵が、ラピュタよりも前に登場しているのが『ルパン三世』です。
ルパン三世第2シリーズの最終回(さらば愛しきルパンよ)に「ラムダ」「シグマ」という名前で2体登場し、外見はラピュタのロボット兵そっくりです。
ラムダは赤褐色で二足歩行、空を飛ぶ様子も描かれています。
シグマは黄土色で四足歩行、頭が2つあるのが特徴的です。
当時のルパン三世の制作に宮崎駿が参加していたため、宮崎駿デザインのロボット兵が登場しています。
ラムダとシグマのデザインが気に入っていた宮崎駿が、数年後に制作したラピュタのロボット兵としても同じ外見のロボットを採用したと言われています。
まとめ
ラピュタのロボット兵はその名の通り「ロボット」で、ナウシカの巨神兵は「人型生命体」で全く別の存在であることがわかりました!
なんとなくイメージが似ていますが、実際に見比べてみるとデザインも大きさも違いますよね。
ナウシカの巨神兵よりもそっくりなのが、ルパン三世に登場するラムダとシグマでした。
こちらは全く同じロボットではないですが、デザインが引き継がれているため外見はラピュタのロボット兵とそっくりです。
高性能ロボットですが、見た目はジブリの世界観を壊さないどこか古臭いようなデザインが味があっていいですよね。
ラピュタのロボット兵は、グッズが色々発売されるほどの人気キャラクターの一つでもありますよ。
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