大人気ジブリアニメ作品『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵。
登場シーンは多くないものの、作品の中でも重要な役割のキャラクターです。
あまり多くは語られないため、ロボット兵って何?どんな存在だったの?と気になりますよね。
今回は、『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵の種類や名前のまとめ、ロボット兵がかわいそうと言われる最後のシーンについて考察していきます。
『天空の城ラピュタ』ロボット兵の種類・名前は?
『天空の城ラピュタ』にロボット兵が登場するのは作品の後半です。
見た目は似ていますが、実はそれぞれの役割があり、種類が複数存在していました。
- 戦闘用のロボット兵
- 造園用のロボット兵
- 医療用のロボット兵
大きく分けて3種類のロボット兵がいたと言われています。
役割を与えられていますが、ロボット兵の名前が出てくることはなく、何と呼ばれていたのかは不明です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
怖い戦闘用のロボット兵
ロボット兵が怖いと言われる理由は、戦闘用のロボット兵の強さです。
戦闘用のロボット兵は目からビームを出し、敵を攻撃します。
作中では、ラピュタを守るようにしてビームを出し、敵を焼き尽くします。
攻撃力も強く、体は変幻自在の形状記憶セラミックで構成されています。
腕がちぎれても、体のコアが破壊されない限りは活動を続けます。
全長は3m50㎝、体重238㎏の巨体ですが、動きは素早く、空を飛ぶこともできます。
ラピュタ帝国は、圧倒的な超科学技術を持っていたとされ、その凄さはロボット兵の能力からも垣間見ることができます。
『天空の城ラピュタ』作品中の時代から、ラピュタ帝国が存在したのは約700年前とされ、そんなに昔に作られたロボットが変わらず動くだけでも驚きです!
優しい園丁用ロボット兵
ロボット兵が優しいと言われるのは、ラピュタ帝国の庭を世話する園丁ロボットです。
パズーやシータたちがラピュタに降り立った時にも、庭がきれいに手入れされていたのは、作品に登場する1体の園丁用ロボットが稼働していたためです。
このロボット兵は動物たちにもなつかれており、ラピュタ帝国にも平和な時代があったことを連想させます。
最後のシーンでラピュタが崩壊していくさなかでも、このロボット兵だけは変わらずに動き続けていました。
未登場の医療用ロボット兵
作品には登場していない、医療用ロボット兵もいたという説があります。
ラピュタ帝国全盛期は、高い科学技術を駆使して、様々なことを人間の代わりにロボット達が担っていたのかもしれません。
ラピュタ帝国の生活を覗くことができたら、他にも様々な用途でロボット達が活躍していたのではないでしょうか?
戦闘用や園丁用のロボットは大きな体をしていますが、用途によって大きさも様々だったかもしれませんね!
ロボット兵がかわいそうと言われる最後のシーンを考察
ここからは、ロボット兵が「かわいそう」「泣ける」と言われる最後のシーンを考察していきます。
前述の通り、ラピュタに登場するロボット兵には2種類存在し、最後のシーンに登場するのは園丁用のロボット兵です。
花や鳥と触れ合う優しいロボット兵が泣ける
ラピュタが崩壊していくシーンの中で、変わらず庭を散歩しているロボット兵の姿が見えます。
一人で健気に守り、世話をし続けたラピュタ帝国が崩れ落ちている虚しさと、ロボット兵の孤独を思うと涙が出てくるという方も多いのではないでしょうか。
ロボットなので、悲しみや恐怖の感情があったかはわかりませんが、ロボット兵が世話した植物や動物達も一緒に崩落してしまったことを思うと切なくなりますね。
ロボット兵の最後を考察
ラピュタ帝国の完全な終わりを意味するような崩落シーンに、ロボット兵も共に終わりを迎えるラストを思い浮かべるラストでしたが、庭にいたロボット兵が最後どうなったのかはわかりません。
おそらく、帝国の他のものと同じように落下し、動かなくなったのではないかと考察できます。
しかし、もう少し希望を残すとしたら、ロボット兵が動物達を抱えて空を飛び、どこか平和な土地に降り立って植物を育てる仕事を続ける…なんていう終わりもあったかもしれません。
戦闘用のロボット兵は空を飛ぶことができたため、園丁用のロボット兵にももしかしたら同じように飛行の能力があった可能性はないとは言い切れませんね。
ただ、ロボット兵はラピュタを守ることがインプットされていたため、他の地に行くというような選択肢があったのかどうかは不明です。
ロボット兵の最後は、視聴者それぞれの想像に委ねられているということでしょうか。
まとめ
今回は、『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵の種類や、最後のシーンについてまとめました。
ロボット兵にも種類があり、圧倒的強さを持つ戦闘用のロボット兵と、ラピュタ帝国の庭の手入れをする園丁ロボットが登場しています。
ラピュタ崩壊のシーンでは、園丁ロボットが切なさを演出していますが、最後そのロボットがどうなったのかまでは描かれていないため、希望のある終わりを自分で想像することもできるのではないでしょうか。
見た目はそっくりですが、戦闘用のロボット兵と園丁用のロボット兵ではイメージが全く違うのが、作品の見どころの一つになっているのではないでしょうか?
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