人気マンガ『チェンソーマン』・『ルックバック』などで知られる漫画家・藤本タツキ。
マンガの内容の凄さが目立ちますが、実は作者自身もかなりぶっとんでいてやばい奴と噂されています。
今回は、作者・藤本タツキの天才だけどやばい、ぶっ飛んでると言われる理由や、性別・年齢・生い立ちなどをまとめていきます!
もくじ
【藤本タツキ】天才で変態のやべーやつと言われるエピソードは?
藤本タツキ作品の『チェンソーマン』の中で、「悪魔が恐れるデビルハンターはなあ…頭のネジがぶっ飛んでるヤツだ」というセリフがあります。
そして、主人公のデンジはその言葉通りの頭のネジがぶっ飛んでるキャラでした。
しかし、デンジに負けじと頭のネジがぶっ飛んでいるのは実は作者自身だったりします。
作者に関して、詳しく見ていきましょう!
映画のような作風と伏線回収が天才
『チェンソーマン』で人気が高まり、その後の読み切り作品『ルックバック』でも話題になりました。
藤本タツキ作品は、冒頭から多くの伏線が散りばめられていたり、多くの映画のオマージュなどがセンスよく取り入れられたりしていて、マンガなのに海外映画を観ているような気分になる作風です。
また、その伏線回収の能力も秀逸です。
伏線の多さや、読み手の想像力に任せる描写もあり、内容を難しく感じる読者もいるかもしれませんが、それだけ複雑な作品作りがされているということでもあります。
作品の内容がぶっ飛んでる
『チェンソーマン』はもちろんのこと、前作の『ファイアパンチ』などもジャンプ作品のタブーを攻めていく内容が読者を驚かせます。
チェンソーマンの主人公・デンジのぶっ飛んだキャラクターが目立ちますが、その他のキャラも同様にイカれている設定・性格のキャラが多く、『普通』の設定ではもはや成り立たないのでは?と感じるほどです。
チェンソーマンでは登場人物のほとんどが死亡しますし、ルックバックは実際にあった事件を連想させると一部の読者から指摘され、内容が修正される事態となりました。
妹の設定でTwitterのアカウントを作成
作者のTwitterアカウントは「ながやま こはる」という女の子の設定で運用されています。
これは、作者が漫画家として人気が出る前から個人的に作成したアカウトで、編集担当の林 士平(りん しへい)氏にも知らされていませんでした。
漫画の情報や画像を投稿しているながやまこはるのアカウントを見つけた林氏は、「大変だ!訴えなきゃ」とタツキ本人に報告するも「それ僕です。」と突然カミングアウトされたというエピソードをインタビューで明かしています。
「ながやま こはる」アカウントは、藤本タツキの妹という設定で、小学3年生です。
言葉遣いなども幼い少女で投稿されています。
甘いものやご飯の投稿が多めですが、たまにおにいちゃんの作品の情報や、ジャンプのおすすめ作品なども教えてくれます。
今日は寒かったのでカレーとメロンを2きれ食べました。おいしかったのでオススメです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) December 18, 2021
浮遊する俺という動画を投稿していたエピソード
ニコニコ動画に「浮遊する俺」というタイトルで意味不明な動画を投稿しています。
「今から浮きます」というコメントから始まり、浮こうとする短い動画でいくつかシリーズ化(笑)されています。
架空の妹の設定でTwitterアカウントを作成し、浮遊する動画をアップしているなど、変態エピソードがいくつも逸話として残っています。
漫画家になるか死ぬか
そんな藤本タツキですが、漫画に対する情熱は誰よりも大きく「漫画家になるか死ぬか」という覚悟で漫画投稿をしていたと言います。
人気が出る前は極貧生活でしたが、アルバイトの代わりに投稿した漫画の賞金で奨学金を返済し、生活費を工面していました。
まさに気力・気合いでプロの漫画家になったと言えます。
インタビューの内容がやばい
行動もやばいですが、インタビューでの言動も同じくらいやばいです。
海外インタビューで「チェンソーマンをR18カテゴリーでいいのでアベンジャーズに出してください!」とコメントしたり、漫画家としてデビューするための目標設定を聞かれた時には「大学卒業までにデビューしなかったら死ぬ」と答えたりしています。
普段の喋り方が、デンジに似ているという点も指摘されています。
脳内で漫画を同時連載
中学生の頃から、頭の中で連載誌を作り、複数の作品を同時連載していました。
頭の中の連載が最終回を迎えた時には、感動して涙が出そうになった経験や、大人になってからはコミックス15巻くらいの量で頭の中で連載していた作品が完結したというエピソードを語っています。
短編集を出さない理由は面倒くさいから
ファイアパンチ連載前後から、読み切り作品も多数あり、単行本を望まれていましたがなかなか発売されませんでした。
その理由は「コメントと表紙が面倒くさいから」。
チェンソーマンの連載が一段落し、短編のルックバックが発売されたのをきっかけに過去の読み切り作品も単行本化されています。
藤本タツキの性別や年齢は?
藤本タツキは性別・男性で、年齢は1992年10月10日生まれの29歳(2021年時点)です。
秋田県にかほ市出身で、17歳の時に『庭には二羽ニワトリがいた。』が月例漫画賞の最終候補に残ったのをきっかけに今の林氏が担当につきました。
当時は「長門は俺」名義で活動をしていて、ニコ動の『浮遊する俺』も同じ名前で投稿されています。
藤本タツキの生い立ち
秋田県出身の作者は、予備校が近くになかったという理由で、おじいちゃんおばあちゃんが通う油絵教室で絵を学び、東北芸術工科大学美術家洋画コースに入学しました。
大学時代は、自分より絵が上手い人に対して「4年間でこいつらより上手くならなければ俺はもうこいつらを殺す」という覚悟を持って、絵を練習していたといいます。
しかし、油絵では絵が上手くならないと思い、図書館にこもってクロッキーで絵を描いていました。
ファイアパンチの連載をきっかけに、上京しています。
藤本タツキの性癖は変態?
作者本人が「僕はMで、高圧的で理不尽な女性が好き」と公言していています。
美大に通っていた頃、同じ学校の女子から「お前の自転車をひっくり返してやったぞハハハ!」と自転車をひっくり返される事件があり、幸せを感じたというエピソードがあります。
チェンソーマンには多くの勝ち気な女性キャラが登場します。
パワーやマキマ、姫野などは作者の好みの女性像の現れなのかもしれません。
まとめ
今回は、『チェンソーマン』作者・藤本タツキが天才だけどやばい、ぶっ飛んでると言われる理由や、性別・年齢・生い立ちをまとめました。
デンジに負けず劣らず、頭のネジがぶっ飛んでいるということがわかりました。
しかし、それ故に『チェンソーマン』や『ルックバック』その他の作品が生み出されたと思うと、これからもどんどん天才奇人ぷりを発揮してもらいたいですね!
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