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不滅のあなたへは火の鳥に似てる?ファイアパンチのパクリ作品の理由についても

現在連載中の「不滅のあなたへ」は現代版「火の鳥」だと言われることがあります。

昭和の名作「火の鳥」は連載当初から多くの作品に影響を与えてきました。

今回は「不滅のあなたへ」と「火の鳥」が似ていると言われる理由を解説していきます。

また、「ファイアパンチ」に似ている・パクリと言われる理由もまとめました。

「不滅のあなたへ」は現代版火の鳥?

現在連載中の「不滅のあなたへ」は大今良時による連載中のファンタジー作品です。

NHKでアニメ化もされ、とても人気のある作品でかなり深い内容となっていますが、一部の読者は「火の鳥」に似ているという感想を持つ人もいるようです。

二つの作品のざっくりなあらすじを説明してから、類似点と相違点の順でまとめていきます。

※あらすじはかなりざっくりなので気になる人は両作品読むことをおすすめします。

 

不滅のあなたへのあらすじ

「観察者」が投げ入れた「球」は命を持たない故に不死身の存在で、あらゆるものの姿をうつしとり森羅万象と一体になっていく物語。

「球」は死なないことから「フシ」と呼ばれるようになり、主に最初に姿をうつした少年の姿で描かれる。

 

火の鳥のあらすじ

不死身の「火の鳥」を軸に、飲めば不死身になれるという火の鳥の血をめぐり争いが繰り広げられる物語。

作品全体の主人公は「火の鳥」だが、各編の主人公はその都度変わる。

 

不滅のあなたへと火の鳥が似ているという読者の声

 

作品の世界観やスケールの大きさから、火の鳥に似ているという感想を持つ人が多いです。

一言では語れない「壮大なものを描いていて、何かよくわからないけれどすごいものを見せられた」という読後感が火の鳥と一致します。

なかなか他では味わえない感覚です。

 

「不滅のあなたへ」火の鳥と似てる・類似点まとめ

  • 主人公が不死身
  • 観察者の視点がある物語
  • いろんな国の人が出てくる
  • 前世編・現世編など時間軸の変更
  • あらゆるものへ姿を変える主人公
  • 森羅万象という壮大な世界観のテーマ
  • 不滅のあなたへの1部終盤と火の鳥未来編の類似
  • 作者が天才

主人公が不死身

  • 不滅のあなたへの主人公は「フシ」と呼ばれる少年の姿をした不死身の存在(もとは「球」)
  • 火の鳥の主人公は「火の鳥」で不死身とされる伝説の鳥

両作品ともに、不死身の存在が物語の中心にいます。

 

観察者の視点がある物語

  • 不滅のあなたへ→黒いローブをかぶった人の姿として現れる「観察者」の存在
  • 火の鳥→複数の章にわかれている物語を通して観察者の視点をもつ火の鳥

物語の流れを見守る俯瞰した観察者の視点が両作品に登場しています。

 

いろんな国の人が出てくる

物語を通して、あらゆる地に住む人物が出てきます。

最初に出てくる敵役が東洋人という設定も同じです。

 

各章によって時間軸が変わる

「不滅のあなたへ」は第1部が前世編とされ、現在連載中の第2部が現世編となっています。

「火の鳥」は過去の時間軸と未来の時間軸と各章によって描かれる時代背景が変わります。

 

あらゆるものへ姿を変える主人公

「不滅のあなたへ」の主人公であるフシは元は「球」でありあらゆるものをうつし覚えたものに姿を変えることができます。

「火の鳥」の主人公である火の鳥は、鳥の姿だけではなく人のような姿になったり宇宙意識の存在になったりと姿を変えて登場します。

 

森羅万象という壮大な世界観のテーマ

両作品ともに、「森羅万象すべて繋がっていること」が描かれています。

 

不滅のあなたへの第1部終盤と火の鳥未来編のテーマの類似

  • 「不滅のあなたへ」第1部の終盤で地球の全てとつながり感じることができるようになる「フシ」
  • 「火の鳥未来編」で火の鳥によって死なない体にされた山之辺マサトが宇宙生命(コスモゾーン)となり生命を見守る存在になる

主軸となるキャラクターが世界とひとつながりになるという展開が似ています。

 

作者が天才

ここまで読むとわかると思いますが世界観が壮大すぎてなかなか1回読んだだけでは理解しきれない部分が多い両作品です。

 

「不滅のあなたへ」の作者・大今良時のすごいところ

作者の大今良時(おおいまよしとき)は、1989年うまれの女性漫画家です。

30代前半という若さでここまで壮大なスケールの物語を描きあげることができるのは本当にすごいことだと思います。

そして、大ヒットした前作の「聲の形」とは作風・絵柄・世界観すべてが180度変わっていて、不滅のあなたへと同じ作者と知った時には衝撃でした。

天才としか言いようのない才能の持ち主です。

 

「火の鳥」の作者・手塚治虫のすごいところ

語るまでもないと言う感じですが(笑)

手塚治虫も作品によって作風・絵柄・世界観が全く違います。しかも同時に複数連載していました。

今回とりあげた「火の鳥」は1954年から1988年に渡り複数の漫画誌で連載され続け、手塚治虫が死亡した瞬間に作品が完成するという構想で描かれました。

天才を超越したマンガの神様です。

 

「不滅のあなたへ」と「火の鳥」の違いまとめ

当然ですが別作品なので、似ているところはあっても全く内容や展開は違います。

似ているところで挙げた項目と関係がある点をまとめます。

  • 主人公が成長する
  • 「現在」という設定
  • 主人公と観察者それぞれの存在
  • 人との繋がりがメインテーマの一つ

不滅のあなたへの主人公「フシ」は成長する

「不滅のあなたへ」の主人公・フシは経験を積んでいくにつれて成長していきます。

一方で「火の鳥」は火の鳥という存在が主軸にはありつつも各章で主人公が都度変わり、その主人公の欲望・野望・苦悩などがメインで描かれています。

「現在」という設定があるかないかの違い

「火の鳥」では過去編・未来編がありますが「現在」がありません。

「不滅のあなたへ」は第1部が前世編とされ、第2部が「現世編」です。

 

主人公と観察者それぞれの存在

不滅のあなたへでは「フシ(球)」と観測者は別の存在として描かれていますが、「火の鳥」では火の鳥が作品全体通しての主人公であり、同時に観察者の視点も持っています。

 

人との繋がりがメインテーマの一つ

「不滅のあなたへ」ではフシがさまざまな人物と出会い交流を深めることで成長をしていきます。

世界観は似ていても、「不滅のあなたへ」では人と人の繋がりが重視されています。

 

不滅のあなたへ・火の鳥の類似・相違点の比較表

細かく説明した類似・相違点を一覧表にまとめました。

類似点の一覧表

類似点 不滅のあなたへ 火の鳥
主人公が不死身 もとは球で不死身のフシ 不死身の火の鳥
観察者の視点 黒いローブの観察者 登場人物を見守る火の鳥
いろんな国の人が登場 土地が変わる・敵に東洋人 土地が変わる・敵に東洋人
各章によって時間軸が変わる 前世編・現世編 過去・未来
姿を変える主人公 覚えたものへ変身できる 姿を変えて現れる火の鳥
壮大な世界観 森羅万象のつながり 森羅万象のつながり
全てと同化する展開 フシの能力で地球の全てとつながる 山之辺マサトが宇宙生命(コスモゾーン)になる
作者が天才 若き天才 漫画の神様

類似点に関連する相違点一覧

相違点 不滅のあなたへ 火の鳥
主人公の成長 成長する主人公フシ ずっと火の鳥という存在
現在の有無 現世編 過去か未来しかない
観察者の視点の違い フシとローブの観察者2つの視点 火の鳥が観察者役もつとめる
人との繋がり 人との繋がりを重視 各章の主人公の苦悩や野望がメイン

 

ファイアパンチのパクリと言われる理由

ファイアパンチと似ていると言われることがたまにあるようなので、その理由をまとめます。

ファイアパンチは今大人気のチェンソーマンの作者・藤本タツキによる作品で全8巻、完結しています。

  • 連載スタート時期が同じ
  • 雪原から始まる冒頭シーンが似ている
  • 主人公が不死身の設定
  • ファイアパンチのルナとフシの外見が似ている

似ていると言われたのは連載初期の話で、両方読んでいる読者にとっては「あれ?似てるな?」と感じる部分がたまたま重なったようです。

物語の世界観やストーリー展開は全く別物です。

 

まとめ

「不滅のあなたへ」と「火の鳥」が似ていると言われるポイントと「ファイアパンチ」と似ている・パクリと言われる理由をまとめました。

人気の作品はどうしても比較されがちですね。

どの作品もとても面白く衝撃な内容となっているので、類似点もチェックしつつゆっくり読んでみてください♪

 

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