『チェンソーマン』に登場する大人な色気が魅力のヒロイン・マキマ。
デビルハンターを率いるリーダー的立ち位置で「かっこいいヒロイン」という印象があり、デンジやアキにもモテモテです。
しかし、そんなマキマの本当の目的とは…?
この記事では、マキマの目的は何なのか?正体・強さ・能力について考察を交えて解説していきます。
※マンガ8巻以降の重大なネタバレが含まれるため、未読の方はご注意ください。
もくじ
『チェンソーマン』マキマの目的は?何がしたかったのか解説
主人公が憧れるきれいなお姉さんで、デビルハンターのリーダーで強いっぽい雰囲気をプンプンさせているのが、『チェンソーマン』のヒロインの一人であるマキマです。
しかし、結論から言うと、マキマはヒロインでも救世主でもなく、ラスボスでした。
『チェンソーマン』は展開も早く、一度で理解しきれない点も多いので、マキマの目的や行動について順を追って解説します。
デンジを仲間にしたいマキマ
1話で初登場するマキマは、公安所属のデビルハンターでリーダー格です。
不遇な野良デビルハンターだったデンジをスカウトし、世話をするという救世主ポジションで登場します。
デンジからすると、寝食困らない環境を与えてくれた救世主であり、美人で憧れのお姉さんであり、初恋のような感情を抱くのも不思議ではありません。
マキマは、チェンソーの悪魔(ポチタ)から心臓をもらい世にも奇妙な悪魔人間となったデンジを、公安のデビルハンターとして迎え入れます。
デンジを守りたいマキマ
デンジが公安のデビルハンターとして活躍しだし、チェンソーの悪魔人間の存在が各国に知られてしまいます。
デンジの命を狙う刺客から、デンジを守るためにマキマは公安・民間問わずにデビルハンターを呼び集め、デンジの警護に当たらせます。
この時点でのマキマは、敵からデンジを守るために動きます。
デンジの大切なものを壊したいマキマ
今までデンジを守るような言動が主で、完全に味方だと思われたマキマですが、全ては最初から仕組まれたことでした。
デンジにとって大切な存在を与え(アキやパワーなどの仲間・マキマに対する特別な感情)、それを奪うという、上げて落とす作戦です。
全ては、徹底的にデンジを傷つけるための計画でした。
この点だけ見ると、マキマって相当なメンヘラ女子なのかな……(汗)と思ってしまいそうです。
チェンソーマンの力を支配したいマキマ
マキマはあらゆる存在を支配することができる『支配の悪魔』です。
しかし、マキマ自身が自分より程度が低いと思う者しか支配することができません。
そのため、マキマがチェンソーマンと戦って勝てば、チェンソーマンを支配して特別な力を手に入れることができます。
デンジを徹底的に傷つけるような悪質は計画を実行したのは、マキマがデンジを弱らせてチェンソーマンを支配するためだったと考えられます。
チェンソーマンの特別な力を使い、より良い世界を作りたいというのがマキマの語る目的です。
世の中からあらゆる恐怖が消え去るということだけを聞くと、一見平和的ですが、裏を返せば世界中のすべてがマキマに支配されるということになります。
世界の全てを掌握し、支配することがマキマの真の目的と言えるでしょう。
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チェンソーマンの一部になりたいマキマ
マキマは「チェンソーマンのファン」だと、自身について語ります。
チェンソーマンと戦って負け、チェンソーマンに食べられることになったとしても、それもまたマキマの望みだと言います。
チェンソーマン食べられて、憧れのチェンソーマンの一部になる展開もありだと語るマキマ。
チェンソーマンに勝っても負けても、マキマの目的・望みは叶うという、どっちに転んでもマキマにとっておいしい展開になるように事を運びました。
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【チェンソーマン】マキマの正体とは?
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単行本1巻1話で突然デンジの前に現れて、ゾンビの悪魔を倒したデンジを公安のデビルハンターにスカウトしたのがマキマです。
マキマの表向きの顔、裏の顔について解説していきます。
公安退魔特異4課のリーダー
マキマは公安退魔特異4課のリーダーです。
退魔特異4課はマキマが実験的な体制で動かしていくと言う理由で、通常のデビルハンター以外に、デンジのような半分悪魔になった人間、魔人のパワーが配属されています。
誰を4課に配属するのか、全ての権限はリーダーであるマキマにあり、抜ける場合もマキマの承諾が必要になります。
他の課と同様に、街中に現れた悪魔の退治と銃の悪魔の情報集め、銃の悪魔探しを目的としています。
内閣官房長官直属のデビルハンター
マキマは退魔特異4課のリーダーである前に、内閣官房長官直属のデビルハンターです。
その地位から、同僚や周りのデビルハンター達から怖れられる貫禄があります。
実力は非常に高く、複数の悪魔と契約し様々な能力を扱いますが、どんな悪魔と契約をしているのかは機密事項で、同僚たちでさえ知ることはできません。
マキマの正体は支配の悪魔
マンガの単行本9巻75話で明らかになるのがマキマの裏の顔、正体です。
75話では、アメリカの大統領と思われる人物が、アメリカ国民の寿命を1年与えることを条件にして、「代わりにどうかマキマを…いや…」「支配の悪魔を殺してほしい」と、銃の悪魔に契約を持ちかけています。
その後、日本の海上上空に銃の悪魔が現れます。
マキマの正体は、支配の悪魔とはっきりわかるのが75話です。
マキマは爆破されても銃で何発撃たれても、無傷で復活します。
内閣総理大臣との契約により、マキマへの攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換されます。
内閣総理大臣はマキマが支配の悪魔だということを知った上で、他国の脅威となる支配の悪魔の力を手に入れるため、契約を結んでいます。
※総理大臣が実際に支配されていたかは不明ですが、何かしらのマインドコントロールをされていたことは推測できます。
マキマの強さや能力
マキマの強さの秘訣は、支配の悪魔であるということが大きなポイントです。
通常は他の悪魔と契約を結ぶことでその力を使うことができますが、マキマは契約以外に支配するという形で相手の力を使うことが可能です。
マキマの強さ
魔人やデビルハンターからも怖れられる強さの持ち主です。
マキマの実力を見ていなくても、その威圧感からほとんどの相手はマキマの前では萎縮してしまいます。
剣術にも長けていて、相手が斬られたことに気づかないほどの速さで攻撃することができます。
前述の通り、仮に相手からの攻撃を受けてもその傷は日本国民の病気や事故に変換されるため、無傷で即復活が可能。
この契約がある限り、物理的にマキマを殺すには日本国民が全員死亡し、変換先がなくなった上でマキマを攻撃する必要があります。
日本が滅亡しない限りマキマを殺すことはできないという、最強で最悪の契約内容と言えます。
マキマの戦闘能力
支配の悪魔という正体が明らかになる前と後で使われた能力を一覧にまとめます。
遠隔で対象を押しつぶし、圧死させる。 | 罰の悪魔の力を使った可能性。 |
どんな傷を負っても死なない | 内閣総理大臣との契約 |
恨むことで相手を流血させる | 能力の詳細不明 |
対象の腹部に穴を開ける | 能力の詳細不明 |
小動物を支配し操り盗聴する | 支配の悪魔 |
他者の体を操る・死体を操る | 支配の悪魔 |
記憶改変・暗示・コントロール | 支配の悪魔 |
契約・支配した相手の能力や契約悪魔の力を使える | 支配の悪魔 |
マキマ自身の能力である、自分より格下と認識した相手を支配することが出来る力を使えば、相手の体や思考のコントロール・能力の使役化などが可能になります。
支配の悪魔を殺すために現れた銃の悪魔は、複数のデビルハンターや悪魔を使役化したマキマによって倒されています。
まとめ
マキマの正体は、支配の悪魔でした。
支配した者たちの力を利用することで、銃の悪魔を凌ぐ戦闘能力を手に入れています。
作中で登場しているマキマが行使した能力については、どの悪魔の力を使ったのか、支配の悪魔自身の能力なのか明確にされていない点も多くあります。
マキマは、チェンソーマンのファンであり、チェンソーマンが自分と同等・もしくはそれ以上と認識していることから、戦って勝てばチェンソーマンを支配することができます。
仮に負けて食べられてしまっても、憧れのチェンソーマンの一部になれるのならそれも本望だと語っています。
マキマが最後どうなったのかについては別記事でまとめています。
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