『うる星やつら』の主要登場人物・面堂終太郎。
キザでナルシストな金持ちキャラですが、そんな面堂終太郎にも弱点があります。
面堂終太郎の弱点・閉所恐怖症についてと、性格・年齢・名前の由来などプロフィール詳細をまとめます。
【うる星やつら】面堂終太郎は閉所恐怖症?
友引高校へ転入してきた面堂終太郎。
『うる星やつら』のイケメン担当の一人として登場していますが、中身に少々難ありな人物です。
イケメンで金持ち、女に優しい(男には冷たい)性格で、女子の間では人気があります。
しかし、そんな面堂終太郎には閉所恐怖症・暗所恐怖症の弱点があります。
女性の目がないところで暗くて狭いところに閉じ込められると「わ~ん、暗いよ~せまいよ~こわいよ~!!」と幼児化して泣き叫びます。
女性の前ではかっこつけているため、不思議と閉所恐怖症・暗所恐怖症の症状は出ません。
面堂終太郎の名言「暗いよ狭いよ怖いよ」
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美形で金持ちの面堂終太郎は、女性に対してスマートに接するため、女性から嫌われるようなシーンはあまり出てきません。
しかし、面堂終太郎と言ったら「暗いよ狭いよ怖いよ」が定番になってしまうほど、閉所恐怖症・暗所恐怖症で泣き叫ぶ面堂の姿はインパクトがあります。
その恐怖心ゆえに、閉じ込められた釣り鐘を割ってしまうほどの腕力を持つようになりました。
面堂終太郎はアホでナルシスト
美形で金持ちで女性に優しい面堂終太郎。
弱点は閉所恐怖症・暗所恐怖症とは言え、怖いものは誰にでもあるもの。
一見、『うる星やつら』イケメン担当に思える面堂終太郎ですが、高橋留美子作品の金持ちのアホの原点と言われています。
そのアホさレベルは主人公・諸星あたるに匹敵するほどで、2人は犬猿の仲ですがどんぐりの背比べでドタバタな日常を繰り返します。
更に、自身の外見の良さを自覚しており、度々ナルシストな発言をします。
「男は外見」と言っていたものの、レイ(ラムの元婚約者で超絶イケメン)の登場で自信をなくし、「男は金だ!」と開き直っています。
面堂終太郎の性格・年齢・名前の由来などプロフィールまとめ
名前 | 面堂終太郎 |
誕生日 | 4月1日生まれ |
年齢 | 高校2年生(16歳) |
声優 | 神谷明 |
住所 | 東京都練馬区友引町周辺 |
家族構成 | 父・母・妹(面堂了子)・祖父 |
立場 | 面堂財閥の跡取り息子 2-4副委員長 生活指導部員 |
好きな生き物 | 女性・タコ |
嫌いな生き物 | あたる・妖怪・いもむし・醜い生き物 |
所持品 | 日本刀(村雨)・手櫛・トランシーバー・ハンカチ |
性格 | 基本的に真面目・アホ・女好き |
家紋 | ひょっとこ |
面堂終太郎の登場回についてはこちら
»うる星やつら・面堂終太郎とラムのキスシーンは何話?初登場回や女に変身する回も
面堂終太郎の声優についてはこちら
»うる星やつら面堂終太郎の声はケンシロウとコナンの毛利小五郎?新声優の予想も
面堂終太郎はイケメンでプライドが高い性格
アホで女好きな本質はあたると同類ですが、面堂終太郎の特徴はプライドの高さです。
負けず嫌いでプライドが高く、プライドを傷つけられるとショックを受けていじけてしまいます。
面堂家の次期当主である自覚があるため、強い責任感を持っていることが影響していると考えられます。
プライドの高さゆえにナルシストな一面もありますが、人を引っ張っていくリーダーの素質があるとも言えるのかもしれません。
面堂終太郎の名前の由来はトラブルシューター
面堂終太郎は、「面倒を終わらせる人」という意味のトラブルシューターとして登場しましたが、作者の意図とは裏腹に、余計なことをして事をややこしくするトラブルメーカーになってしまいます。
面堂終太郎の登場によって、ラム・あたる・しのぶの三角関係は終わりを迎えましたが、それ以上に様々なトラブルを生み出しています。
妹の面堂了子と合わせると「終了」になります。
面堂終太郎のキャラのモデルは神竜剛次?
主人公のライバルで、白い学生服を着て日本刀を持ち歩いていることから、『男組』(原作・雁屋哲、画・池上遼一による漫画作品)の登場人物・神竜剛次がモデルであると言われいます。
読者の間での推測であるものの、類似点が非常に多く、度々話題になっていました。
面堂終太郎は妹とタコ想い
終太郎は、妹の了子に退屈しのぎにイタズラを繰り返されていますが、そんな妹を大切に想っていて、あたるの毒牙から守ろうと必死の姿を見せています。
妹と同様にタコのことも大切にしており、名前をつけてかわいがっています。
これは面倒家の家紋が「ひょっとこ」で、口を突き出した様子がタコに似ているためで、タコとは心を通わせており心で会話をすることも可能です。
※終太郎の愛読書には「タコと私/タコの一日/タコの飼育」などがある。
面堂終太郎の両親・父上と母上
終太郎の父親は同じ髪型をしていて、髭をはやしています。
とぼけた性格で、イタズラ好きなお茶目な人物。
母親は終太郎と顔が良く似ていてプライドが高く、庶民とは会話をしません。
機械が嫌いで、常に牛車に乗って移動します。
終太郎の性格は母親似で、了子の性格は父親似です。
終太郎は両親のことを「父上」「母上」と呼んでいます。
面堂終太郎の幼なじみでライバルは水乃小路飛麿
終太郎には、水乃小路飛麿(みずのこうじ とびまろ)という幼なじみがいます。
飛麿は日本のスポーツ業界を牛耳る水乃小路スポーツ用品の御曹司で、終太郎とは幼い頃から友人でライバルです。
永遠のライバルという関係ながら、「トンちゃん」「終ちゃん」と呼びあう仲。
面堂終太郎の許嫁は飛鳥
仲の悪い面堂家と水乃小路家の仲を取り持つべく、終太郎と飛麿の妹・飛鳥の見合いが計画されるも、あたるに邪魔をされて飛鳥は男嫌いになってしまいます。
2人の仲が特別進展することはないものの、表面上は面堂終太郎の許嫁です。
面堂終太郎と主要登場人物の関係性
面堂終太郎と諸星あたるは犬猿の仲
恵まれた容姿と財力をとると、面堂終太郎と諸星あたるはほぼ同類となるため、似た者同士な所が反発しあうのか犬猿の仲でライバルです。
面堂終太郎はあたるにライバル心を燃やしたり、あたるの楽観的な性格に苛立ちを覚えキツく当たるシーンが多く登場しています。
あたるも、面堂に対しては他の男子生徒のように友人としてではなく、ただのクラスメイト・口うるさいやつといった態度で接します。
面堂終太郎とラムの関係
原作では、終太郎がラムにキスをするシーンが出てくるなど、終太郎→ラムの図が成り立つ2人の関係ですが、ラムはあたる一筋なため、特に2人の間に特別な感情が生まれることはありません。
終太郎は、ラムのことを好きな態度を見せつつも、他の女性にも同様にアプローチをしています。
女好きな性格はあたると良く似ているため、きれいな女の人には別け隔てなく接します。
面堂終太郎としのぶの関係
面堂終太郎の登場によって、ラム・あたる・しのぶの三角関係は崩壊しました。
しのぶは終太郎に心変わりをして、片想いになります。
終太郎はしのぶにも優しく、2人で出かけたりもするので、特別な女の子の1人ではあるものの、終太郎がしのぶに対して恋心を抱いているのかは不明です。
まとめ
面堂終太郎は友引高校の転入生として登場し、イケメンで金持ちで女子から人気があります。
しかし、中身は女好きでアホな所はあたると類似しているため、似た者同士で反発しあうのか、あたるとは犬猿の仲です。
本来はトラブルシューターとしての役割を持って登場したはずが、逆にトラブルメーカになって活躍してしまった面堂終太郎は『うる星やつら』にとって欠かせない主要登場人物の1人です。