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【竜とそばかすの姫】竜の正体はケイくん?恵のお父さん説の考察も

細田守監督の最新作・「竜とそばかすの姫」は、歌姫ベルと嫌われ者の竜の出会いと成長を描く物語です。

仮想世界「U」では歌姫ベルの姿の主人公すず。

すずが出会ったケイくんについて考察・竜の正体はお父さんではないか?と言われていたことに関してまとめていきます。

※ネタバレが含まれますのでご注意ください。

 

【竜とそばかすの姫】竜の正体はケイくん?

トラウマから歌うことができなくなった主人公のすずは、仮想世界の中でベルの姿でだけ歌うことができるようになります。

仮想世界の歌姫として人気が出たベルのコンサートに乱入してきたのが背中にアザのある竜です。

竜は飛び抜けた強さを持っているものの、乱暴者であることから皆からは嫌われています。

そして、その竜の正体は、東京・神奈川近辺に住む中学生のケイくんであることが物語の後半で明らかになります。

 

恵くんとは

中学2年生の恵(ケイ)くんは父子家庭で育ち、弟を守る心優しいお兄さんです。

ケイくんと弟のトモくんは、父親から日常的に言葉の暴力を受けていて何度の周りに助けを求めるものの結局は父親から離れることはできませんでした。

父親は二人に対して愛情を持ってはいるものの、1人で子育てをしながら仕事をこなすことに大変なストレスを感じ、そのストレスから子どもたちにキツくあたってしまいます。

 

ケイくんが竜であることの伏線

映画は「竜の正体は誰?」という予告やCMで話題になりました。

すずの親友ヒロちゃんが、ベルが稼いだお金は匿名でいろいろな所へ寄付したというシーンで一瞬ケイくん親子の写真が映ります。

また、仮想世界「U」の中で竜を探せと話題になったときに、YouTuberのひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸のチャンネルとすずが視聴するシーンにケイくん達親子が登場する動画が再生されます。

物語の後半になるまで、すずとケイくんの直接の接触はありませんが、度々伏線として画面には登場していました。

 

ケイくんが竜になった理由を考察

仮想世界Uの中で暴れる竜の正体・ケイくん。

なぜケイくんが竜の姿だったのか、竜の強さの秘密について考察していきます。

「竜とそばかすの姫」の舞台となる仮想世界「U」の中では「As(アズ)」と呼ばれる仮の姿で活動をします。

アズの姿はボディシェアリング機能でその人の隠れた能力を無理やり引っ張り出すことができます。

元々のケイくんの能力が高かったことや、普段の生活で抑圧しているものが大きいほどAsでは本来の能力が高く反映される傾向があります

ケイくんは日常的に父親からの言葉の暴力に耐えていたため、その心の強さが竜の強さに反映されたものと考えられます。

また、心の傷は竜の背中にアザとして現れていて、すずが竜に執着し心配したのもアザ=竜が抱えている問題の大きさに気がついたためです。

 

ベルが竜に惹かれた理由を考察

主人公・すずは、トラウマとなっていた母の死の悲しみがきっかけで歌えなくなっていました。

そして、Uの世界で自由に自分を開放できるベルの姿を手に入れます。

世界的にベルが歌姫として人気になった後に竜との出会いがあります。

コンサート会場に乱入してきた竜の姿にベルは驚きを隠せません。

しかし、なぜか竜に「あなたは誰?」と何度も問いかけるシーンが出てきます。

視聴者としては、なぜ急に現れた竜の正体がそこまで気になるの?と疑問を抱くポイントになっています。

ベル自身の経験から抱えているものの重さがAsに比例されることや、竜のアザを見て、竜も何か問題を抱えていると気付いたのでしょうか。

映画では急に竜とベルが出会い、なぜかベルが竜の正体に固執するという突飛な展開になってしまっていますが、ベルには竜に惹かれる何かを感じ取ることができたのでしょう。

 

竜の正体はお父さん説について考察

劇場公開前には竜の正体はすずの父親ではないのか、という予想が多くありました。

「竜の正体は誰?」という宣伝がされていたことから、竜の正体を予想する人が多く、ケイくんに関しての情報はほぼなかったことから主人公の一番近くにいる父親が怪しいと言われていました。

しかし作中で父親がUを使っているところは出てきませんし、竜の正体はケイくんということが明確になります。

母親が亡くなったことで父親との関係や距離感がうまくとれなかったすずですが、ケイくんと弟のトモくんを救うことをきっかけに自分の父親とも心を通わせることができるようになります。

 

ケイくんのお父さんについても、Uを使っていたかどうかや、アズについては触れられていません。

 

まとめ

今回は竜の正体であるケイくんについてまとめ・考察しました。

ケイくんが抱えていた問題の重さが反映されたのが竜の姿でした。

劇場公開前には竜の正体はお父さん説もありましたが、正体はケイくんということが映画の後半でははっきりと描かれています。

ケイくん達を救うすずの成長や父子家庭が抱える問題に対するメッセージが作中には込められています。

 

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