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【竜とそばかすの姫】鈴役の声優が棒読みで下手?プロ声優を使わない理由とは

細田守監督最新作「竜とそばかすの姫」を見てきました。

噂の通り、映像が美しくベルが歌うシーンは圧巻でした。

細田守監督の新作が出るたびにネットでささやかれる「今回も声優が下手・鈴の棒読みが気になる」という声について、その理由と監督の過去のインタビューから下手で棒読みと言われてしまうのはなぜか?について解説します。

 

【竜とそばかすの姫】鈴役の声優が棒読みで下手?

「竜とそばかすの姫」の主人公・鈴。

主人公・鈴の棒読みが気になるという意見があります。

棒読みと言われてしまう理由と、鈴の見どころについて個人的意見を交えてまとめていきます。

 

鈴役の声優の棒読みについて

今回主人公は歌手の中村佳穂さんが担当していて、声優演技初挑戦ということもあり棒読み感がところどころ出てしまったのは否めません。

鈴の棒読み感に関しては、劇場公開を見なくても予告でチェックできますのでどうしても気になるという場合は予告ですずの話し方を見てから映画を見に行くか決めるというのもありですね。

 

鈴役は演技は下手でも歌は上手い

とはいえ、歌の方はさすがの圧巻で、そのギャップがまたいい感じにクセになるな、と個人的には感じました。

歌うシーンでも役に合わせて演技をしながら歌っているため、他の人にはできない中村さんの歌唱力あっての完成度になっています。

声優と歌の声を分けてほしかったという意見もありますが、中村さんの演じる鈴は田舎に住む地味な女の子感がよく出ているので演技の上手い下手ではなくキャラの味や歌唱力とのギャップに注目するといいかもしれません。

 

 

【竜とそばかすの姫】声優が下手で棒読み?

細田守監督作品の龍とそばかすの姫は映像美や耳に残る印象的な音楽で人気の高い作品になっていますが、一方で声優が下手・セリフが棒読みという意見があります。

実際見ていて、棒読み感が否めないシーンは何箇所か感じましたが、「耳をすませば」のさつきのお父さんのように何度か見ているうちにこの棒読み感がクセになりそうだなとも感じました。

 

 

声優が下手・棒読みと言われる理由

細田守監督作品では定番ですが、下手・棒読みと言われてしまう理由の一つにメインキャストが全員俳優・歌手の起用という点があげられます。

俳優さんの演技とプロ声優の声だけの演技ではそもそも演技のしかたが違うので仕方ないのかもしれません。

他のキャストも俳優・タレント・歌手など、普段はアニメ声優をしていない人がメインで起用されています。

 

フォローできるプロ声優がいない

数人の売出し俳優を声優に起用したり、看板になるキャラを俳優やタレントさんが声優をしたりということは度々あります。

しかし、「竜とそばかすの姫」のメインキャラにはプロ声優がいません

そのため、下手なセリフや棒読みをフォローできるポジションのキャラがいなかったというのは作品の厚みが出せない大きな原因になっています。

ジャスティン役の森川智之さんはプロ声優ですが、すずとの会話以外ほぼ他のキャラと絡むシーンはありませんでした。

プロ声優が担当している竜の正体と疑われる現代アーティスト(津田健次郎さん)・貴婦人(小山茉美さん)や、たまごのキャラのひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸(宮野真守さん)も、ジャスティン同様他のキャラと絡むシーンはほぼありませんでした。

プロ声優がいると、他の人の素人感が際立ってしまうということもあるので、プロ声優を起用しないほうがバランスはとれるということなのでしょうか。

 

アニメの作り方で工夫している

一言でアニメ映画と言っても細かい演出や作り方はそれぞれに違います。

プロ声優をメインで起用するアニメでは、キャラクターの口の動きはあまり重視されないことが多く、そのため声優の過剰な演技力が必要になってきます。

しかし、ジブリや細田守監督作品のようにセリフと口の動きを合わせたアニメーションであれば多少の棒読み感があってもそこまで違和感なく溶け込んでくれるという違いがあります。

プロ声優をメインで使わない分、そこに合わせたアニメの作り方がされているので、棒読みが気になるという人はアニメーションに注目してみてみるのも良いかもしれません。

 

細田守監督がメインキャラにプロ声優を使わない理由とは

細田守監督は声優を使わないことで有名ですが、「バケモノの子」を作ったときのインタビューで「声優さんが映画のためにスケジュールを空けてくれるようになれば、やってもらえる人もいると思うんですけど」という話をしていました。

通常、アニメの撮影現場でセリフを録るときには全員揃っての収録ではなく、一人や数人程度で分割してセリフ録りをします。

しかし、細田守作品は監督のこだわりで、全員そろってセリフ録りをするそうです。

そのため、人気の声優さんはスケジュール調整が難しく、中々キャスティングできないという理由があるそうです。

ここまで人気作品でも、プロ声優のスケジュールを一定期間押さえるのは難しいことなのですね。

人気の芸能人をメインキャストに採用する辺りは商業的理由も絡んでいるとは思いますが、いつかプロ声優メインの細田守監督作品も見てみたいなと思います。

 

まとめ

今回は、【竜とそばかすの姫】の声優が下手・棒読みと言われる理由と、プロ声優を使わない理由についてまとめました!

プロ声優を使わない(使えない)1番の理由はプロ声優のスケジュールを長期で押さえるのが難しいためでした。

うますぎないセリフ回しが、細田守作品の味にもなりつつありますが、いつかはプロ声優クオリティの新作も見れたらいいですね!

 

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