『さんかく窓の外側は夜』はヤマシタトモコによるミステリー、ホラー作品です。
霊が見える主人公たちがそれぞれの能力を使って、除霊や連続殺人事件の謎を解決するストーリーになっています。
今回は『さんかく窓の外側は夜』の原作マンガのBL要素について、ホラーやグロいのが苦手でも見れるのか、実写映画やアニメの内容をまとめていきます。
もくじ
【さんかく窓の外側は夜】原作マンガはBL?
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『さんかく窓の外側は夜』はヤマシタトモコによるミステリー、ホラー作品でBLマンガにジャンル分けされています。
主人公の三角と冷川がBLっぽい関係性になりますが、BL表現が多く出てくるわけではなく普段BLを読まない人でも読みやすい恋愛要素は少なめの内容となっています。
『さんかく窓』がBLと言われる理由
この作品がBLと言われる理由は、主人公が長身イケメンの2人で除霊する際にちょっとそれっぽい表現が出てくることと、作者のヤマシタトモコさんがBL人気漫画家でさんかく窓が連載されていたのはBL漫画を取り扱う連載誌「月刊MAGAZINE BE×BOY」であるという点があげられます。
『さんかく窓』に関しては2人の性的描写やはっきりとした恋愛関係への発展があるわけではないですが、作者のBLイメージや除霊をする時に冷川が三角の体を触れた時の感覚が、三角にとってはとても気持ちのいいものだという設定があることからBL匂わせ的な描写が度々出てきます。
冷川×三角の関係が成立しているように見える、除霊師と助手のパートナーで2人は恋人未満の関係です。
冷川は性別にこだわりがなさそうな不思議ちゃんですが、三角は元々真面目な青年でノンケであることからBL読者層の想像力を掻き立てつつ、一般層も読みやすい内容になっています。
原作のマンガは完結していて続編はある?
原作のマンガは月刊MAGAZINE BE×BOYで2013年3月から連作がスタートし2020年12月に完結しています。
全10巻57話の内容となっていて、実写化・アニメ化される程の人気の高さから2021年8月から3話完結の続編が月刊誌に掲載されることが発表されています。
続編の内容は、原作マンガその後の物語となっていて本編での問題解決後の登場人物達の姿を見ることができます。
ホラー苦手でも見れる?グロいシーンや怖さは?
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作品は気になるけどホラーやグロい描写は苦手……という人もいるのではないでしょうか?
『さんかく窓の外側は夜』はBL作品意外にミステリー、ホラーにジャンル分けされています。
この作品は、除霊するという設定から幽霊が出てくること、殺人事件の謎を解く際に死体が出てくることからホラーに分類されることがあります。
しかし、基本的に読者を怖がらせる設定で幽霊が登場することはありません。誰かが殺さる瞬間の描写はないので、サスペンスやミステリー系の作品が見れる人なら問題なく見ることができます。
グロいのが苦手な人に注意してほしいのは、バラバラ殺人事件で3人の体をつなぎ合わせて作り上げた一人分の死体を見つけるシーンが出てきます。
実写化された映画も小学生以下は保護者の説明が必要(PG12)とされていますが、R指定されているわけではないことから基本的には全年齢向けです。
霊に関しても、冷川の力で除霊されその場で問題解決していく展開になるので、見た後にお風呂に入れなくなるような怖さではありません。
主人公の三角も怖いのが苦手で、除霊する力のある冷川と一緒にいれば怖くなくなるということから冷川の助手になります。
気になる人は1話だけでも、作品全体の雰囲気がつかめるのでチェックしてみてください。
実写映画やアニメの内容まとめ!
原作マンガは全10巻のボリュームがあり、実写化された102分の映画では原作の一部が映像化されています。
実写化映画の内容について
2021年1月に劇場公開された実写映画は、岡田将生さんと志尊淳さんの人気俳優のダブル主演でファンの間でも話題となりました。
原作のBL要素をどの程度実写に取り入れられるか?という点が注目されていましたが、実写版では原作よりもさらにうっすらなBL要素に薄められていて、ライターの佐野亨さんは「凡庸なミステリドラマで終わってしまった」と原作より劣ると低評価を下しています。
しかし、映像のクオリティーや原作のストーリーの面白さからシリーズ化(続編)を期待する声もあり、見る人によって評価の分かれる実写化となりました。
原作マンガの前半部分が映画化されていて、ヒウラエリカ(平手友梨奈)が関与するバラバラ殺人事件の内容がメインとなっています。
殺人事件を取り扱う内容からPG12に指定されています。
原作マンガの前半部分が映画化されで、シナリオ的にまだ続きを作る余地があることと、主演の岡田将生さんがインタビューで続編があるというような発言をしていることから映画の評判によっては続編が作られる可能性もあります。
アニメの内容について
2021年10月から放送が開始するアニメ版「さんかく窓の外側は夜」は、アニメーション制作ゼロジーでTOKYO MXほかで放送予定です。
アニメ放送の長さについては発表されていませんが、1クール放送であれば映画と同様に原作マンガの冒頭からヒウラエリカと出会う1〜3巻くらいまでがアニメ化されるのではないかと予想されます。
冷川の過去やヒウラエリカの問題解決においては原作の後半が鍵となってくるため、映画版やアニメ版共に原作の最後まで制作されるとそれぞれの視聴者もすっきりできるのでシリーズ化されることを期待しましょう。
アニメの声優一覧
原作人気が高いことから、キャストも人気声優陣が揃っています。
登場人物 | 声優(CV) |
三角康介(みかど こうすけ) | 羽多野渉 |
冷川理人(ひやかわ りひと) | 島崎信長 |
非浦英莉可(ひうら えりか) | 安済知佳 |
半澤日路輝(はんざわ ひろき) | 三上哲 |
迎系多(むかえ けいた) | 斉藤壮馬 |
逆木(さかき) | 諏訪部順一 |
まとめ
BLジャンルに分類される『さんかく窓の外側は夜』ですが、BL要素はそこまで多くないためBLを普段読まない人でも見やすい内容の作品となっています。
ストーリーはミステリー、サスペンスで除霊師の冷川とその助手の三角が霊に関する事件を解決していく内容になっています。
実写映画、アニメ共に原作マンガの前半部分のバラバラ殺人事件の内容で、人気が高ければ続編が作られる可能性が高い作品となっています。