SonnyBoy-サニーボーイ-は2021年7月から始まったテレビアニメシリーズで、奇抜で謎が多すぎるストーリーから「意味不明」という感想を抱く人が多い作品です。
今回は、SonnyBoy-サニーボーイ-は意味不明なアニメなのか?と謎な内容をまとめていきます。
SonnyBoy-サニーボーイ-は意味不明だからおもしろい?
原作がないこと、放送が始まったばかりということ、そして作中で状況説明などがほぼ出てこない(出てきても意味がわからない)ことから、見ていて意味不明と感じる人が多いようです。
前情報もなく見始めた私たちは「え?どういう状況?」とハテナがいっぱい浮かんだまま1話を見終わるということとなります。
サニーボーイとか言うの見てみたけど意味不明で分からんかった
— おむこZ (@omukoz) July 17, 2021
おそらく、アニメの放送直後は公式サイトやウィキペディアへのアクセスが相当増えたのではないでしょうか?
ネットの情報で補完しない限り、繰り返し見たって意味不明のままです。
何回見ても意味不明なのは変わらない
あまりにも意味不明すぎて、1話を10回ほど繰り返し見てわかったことは「SonnyBoy-サニーボーイ-は意味不明だから面白い作品」ということです。
ちなみに10回見たからと言って何かがわかるようになるわけではありませんでした(笑)
サニボは「見る側が好きに補完する」作品
普段は見ないインタビュー記事なんかも調べていたら夏目監督のコメントから、サニボはあえて意味不明に作られている作品ということがわかりました。
1話の内容に関して、夏目監督は「必要なものは全て入れられた」と言っているため、時間の都合で説明が省かれたというわけではありません。
また、「情報が足りない部分は見る側が好きに想像して補って解釈してほしい」ということも話しています。
あえて説明を少なくし、突飛すぎる物語の展開はそれぞれが好きに想像して見た人たちで意見を交換しながら楽しませるためという目的があるみたいです。
夏目監督の意図により、「見る側が好きに補って解釈することで完成する作品」になるよう作られています。
ここまで見る側を信用して作られると、最終話までしっかり見届けないわけにはいきませんね。
最終話で伏線は全て回収されるのか?
現段階では何が伏線で、何がそうでないのかすらわからない状況なので何とも言えませんが、「見る側が好きに補完する作品」を貫くとしたら今ある謎が謎のまま最終回を迎える可能性もあるかもしれません。
ただ、夏目監督の中ではラストまでの展開を考えて作られているそうなので、支離滅裂な内容になることはなさそうです。
サニーボーイ1話、伏線いっぱいで先が気になる。
クセ強めの絵っていうより懐かしい感じ。ストップ‼︎ひばりくん!が出てきてニヤッとなった。— 芹(だったり斧だったり) (@tom287) July 18, 2021
サニーボーイ、なんか凄い不思議な作品😳1話、今後伏線になりそうなシーン多そうだし生徒会の子に私の好きそうなキャラ見つけたので今後視聴して行きたい(*'∇'*)ワクワク最後伏線回収して綺麗に終わるかなぁ
— カルボナーラザライド4D (@DOOPO0515) July 15, 2021
意味不明だから語らせたくなる作品
意味がわからないと調べるし、他の人の意見を聞きたくなります。
そして、1回見ただけでは理解できない作品には名作が多いという法則があります。(アニメならジブリ・エヴァンゲリオンなど)
この記事を書いている時点ではまだ1話しか放送されていませんが、このままいけば名作になる可能性が大いにあるなぁと個人的には期待しています。
不安要素といったら「1話からこんなに意味不明でいいの?」というところですかね。
試しに見てハマる人と、途中でやめてしまう人とハッキリ分かれそうな気がします。
謎な内容まとめ
意味不明すぎて何が謎なのかすらわからないので、作中に出てくる謎に感じる設定をカンタンにまとめたものを残しておきます。
1話の細かい伏線(謎)と考察のまとめはこちらの記事に書いています。
※ネタバレしたくない人はご注意ください
突然変わる主人公達の状況
1話ではいきなり漂流して7日経過したところからはじまります。
1話の冒頭からすでに漂流して数日経っている状況なので、漂流したことに慣れつつある登場人物たちと、アニメを初めて見る私たちの感じ方のギャップも意味不明と感じる一つの要因になっていそうです。
本来なら、突然漂流して自分たちと学校以外が消えてしまったことへの驚き・パニック、そして突然手に入れた超能力に対するそれぞれのリアクションなどがあったはずですが、それを全てすっとばして、超能力で遊ぶ生徒・自分の過ごし方を確立しつつある生徒・みんなをまとめようとする生徒たちが描かれています。
そして、2話では突然の無人島サバイバルから始まります。
1話から2話の繋がりも謎すぎます…。
手に入れた超能力の謎
登場人物は「ニャマゾン」・「ET」・「電気びりびり」などふざけた名前の超能力を手に入れています。
初めて公式サイトで能力の名前を見た時はダサい名前だな〜!と思いましたけど、中学生が自分の能力に名前をつけるとしったらきっとこんな感じですよね(笑)
現在公表されている能力のまとめ一覧はこちらの記事でまとめています。
主人公・長良(ながら)の謎
中学3年生にして何かを悟ったような雰囲気のある無気力なキャラクターとして描かれています。
パニックになってもおかしくない状況をただ受け入れ、感情を表に出しません。
名前と無気力な少年ということ以外は今の所謎です。
静止した存在になっているという設定
頭の切れるラジダニ少年いわく「時間は流れているが、自分たちは静止した存在になっている」そうです。
時間が止まっているから自分たちも成長しないということなら理解できますが、時間は流れているのに自分たちだけ止まっているとはどういうことなのでしょうか?
意味不明なSonnyBoy-サニーボーイ-ではっきりしていること
謎の話のまま終わるとスッキリしないので、現段階でこの作品に関してハッキリしていることをまとめて終わりにしたいと思います。
- 意味不明だから面白い作品
- 見ている側が考えを巡らせて作品として完成する
- 物語の伝えたいことは主人公・長良の成長を通して伝えられる
- SonnyBoy-サニーボーイ-が好きな人はみんな友達になれる
意味不明だから面白い作品
意味不明で繰り返し見たくなるということもありますが、おしゃれな演出やセンスのある描写で何度もみるとクセになります。
見ている側が考えを巡らせて作品として完成する
これが正解だよ!というものを提示されるのではなく、わからないところは各々想像してOKという自由度の高い作品とも言えます。
物語の伝えたいことは主人公・長良の成長を通じて伝えられる
作品としてのメッセージは、主人公の長良に込められているそうです。
無気力少年が最終回までにどんな成長をとげるか楽しみです。
SonnyBoy-サニーボーイ-が好きな人はみんな友達になれる
ハッキリいって万人受けする作品ではないですが、きっとSonnyBoy-サニーボーイ-好きな人が飲み会でとなりの席にいたらめちゃくちゃ盛り上がると思います。
アニメについても語れるし、オマージュされた過去の作品たちについても語れるし、銀杏BOYS・ミツメとか音楽についても語れるし、共通の話題がつきないんだろうな〜と。
とりあえず音楽の趣味が合う友人にサニボをオススメすることにします。
まとめ
今回はSonnyBoy-サニーボーイ-は意味不明なアニメなのか?についてと、謎な内容のまとめについてでした!
各話見たあとにワイワイ飲みながら意見交換したり、最終話を見届けたあとにみんなで振り返りをしたいですね。
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