『トモダチゲーム』は、山口ミコト(原作)、佐藤友生(作画)によるデスゲーム系のサスペンス漫画です。
真犯人がわからないまま物語は進んでいきますが、その中でも一番謎が多いのが主人公の片切友一です。
今回は、片切友一の人殺しを言われる過去についての考察や、母親や先生との関係についてまとめていきます。
【トモダチゲーム】片切友一の過去とは?
主人公の片切友一は、訳合って一人暮らしをしている高校2年生です。
お金に苦労し、新聞配達や内職の仕事をしてやりくりをしています。
高校では友達にも恵まれ、苦労しながらも平和な高校生活を送っているように思われました。
しかし、トモダチゲームに参加させられたことをきっかけに友一の卑劣な本性が見え隠れし始めます。
ゲームをクリアするためなら他人を騙すことをためらわず、高校生とは思えない観察眼や人の心を操る術を心得ています。
片切友一は人殺し?
友一は第2ゲームで過去に3人もの人を殺害したことを告白します。
見え隠れする友一の高校生らしからぬ詐欺師としての才能や、冷淡さを見ると、その告白も嘘ではないように感じてしまいます。
しかし、友一がどんな理由で殺人を犯したと自白したのか、本当に殺人犯なのかについては明らかになっておらず、物語のクライマックスで判明するものと思われます。
友一の旧姓は斯波
複雑な生い立ちの友一ですが旧姓は「欺波(しば)」で、その名前を嫌っている様子が描かれています。
斯波友一だった頃の過去に、友一の3人殺害したという発言の真意が隠されていそうですね。
旧姓の斯波については、大人のトモダチゲーム「トモダチ殺し合いゲーム」で、関係者が登場しています。
友一と母親の関係について
友一は、幼いころに母から「金より友達」と育てられ、金よりも友情を大切にする友達思いの人間になるように言われていました。
母親はすでに亡くなっているものの、現在の友一においても母親からの言葉の影響は大きいようです。
友一の「3人殺害した」という人物の中に、病気の母親が入っている可能性もあるのではないかと推測されます。
友一と先生の関係について
幼少期は「先生」と呼ぶ人物から、あらゆる悪事に関することを教え込まれていました。
教えられた事を実践し、悪事を働いていた過去があるようです。
先生の正体は、友一の育ての親「斯波大善」です。
友一はトモダチゲームで先生からの教えを元にゲームを勝ち抜いていきますが、「斯波」の旧姓には嫌悪感を抱いています。
友一と先生の間に何があったのかが、『トモダチゲーム』の物語の鍵を握っているのではないでしょうか。
大人のトモダチゲームでは、「斯波真次」と名乗る、斯波大善の実の息子が登場しています。
「よければお兄ちゃんと呼んでくれてもいいんですよ?」と挑発され、友一と真次は敵対関係にあります。
まとめ
漫画・トモダチゲームの主人公片切友一の過去についてまとめました。
友一が過去に人を殺しているという話は、序盤の第2ゲームで明らかになりますが、その詳細については大人のトモダチゲームに進んだ後も明らかになっていません。
友一の過去や、育ての親・斯波大善との過去の関係性が物語の鍵になっていると考えられるため、友一の本性や真実が明らかになるのは物語のクライマックスにかけてになると思われます。
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