余命2年と宣告された少女と、余命1年と宣告された男のはかない恋の物語。
1巻をお試しで読んで見たら続きが気になる…という方のために、無料で2〜3巻(最終巻)まで読む方法と、安く購入する方法をご紹介します。
後半では、最終回までのあらすじをネタバレで解説していきます!
【束の間の一花】2巻と3巻を無料で読む方法!


全3巻で完結している『束の間の一花』は恋愛・感動のヒューマンドラマです。
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2巻のあらすじをネタバレ解説
発作を起こし救急車で運ばれ、入院することになった一花。
昔みたいに姉ちゃんに笑ってほしいと思う弟の大樹は、萬木(ゆるぎ)先生への恋心が一花を苦しめていると思い、「もう会わないで」と姉の病気のことを伝えてしまいます。
萬木先生に、自分の体のことを何と説明するか悩む一花。
姉に笑ってほしいと思いながら、素直な気持ちを伝えることのできない大樹。
一花の入院を知り、入院している病院を探し回る萬木先生。
2巻の前半では、それぞれの相手を想うからこその苦しみや悩みが描かれています。
病院の入り口で、萬木先生と大樹がはち合わせになります。
弟の大樹が居るということは、一花はこの病院に入院しているということを悟った萬木先生。
大樹に声をかけ、二人は近くの喫茶店へ移動します。
大樹は姉に長生きしてほしい、昔みたいに笑ってほしいと思った末の行動だったが、それは間違いだったかもしれないと伝えます。
涙ながらに「姉ちゃんにまた会ってやってくれませんか」と頭を下げる大樹。
一花が見舞いに来ていた母親を見送っているところへ、萬木先生が入ってきました。
入院している姿を見られたくない、何と説明するか決めかねていた一花は屋上へ逃げます。
逃げる一花を追いかけて、階段を駆け上がる萬木先生。
二人はお互いの体のことや、心情を話し、再び距離を近づけていきます。
退院が決まった一花。
一花の体が心配だからという理由で、一花に会っていたと思っていた萬木先生。
最近自分が一花のことばかり考えていることに気付き、今まで感じたことのない感情に戸惑います。
「カレーを作ってあげる」という萬木先生との約束を果たすため、鍋を持参し退院後のデートを満喫する一花。
「一日だけでもいいから先生に戻る方法はないか探してみよう!」という一花に後押しされ、萬木先生も「講演という形でならできるかもしれない」という夢を見ます。
大学で1日講師として、萬木先生を招くことはできないかと掛け合う一花の前に、萬木先生の恩師という渋川先生が現れます。
萬木先生の体のことも知っている渋川先生が、協力してくれることになりました。
もう少しで、二人の夢が実現するというところで、萬木先生は一花の手作りカレーを食べている最中に血を吐いて倒れてしまいます。
自分の命がもう長くないことを感じた萬木先生は、見舞いに来た一花に当たって冷たい態度をとってしまいます。
「もう自分は死ぬんだ」と、「俺だってずっと君といたかった」「君の明るさに何度救われたか」と、本心を打ち明ける萬木先生。
一花は、萬木先生の気持ちを聞いて「これって両想いですか?」と目を潤ませます。
お互いの気持ちを確認し合った二人は、病院を抜け出し大学へと夜の街を駆け出します。
3巻・最終回まであらすじをネタバレ解説
病院を抜け出して大学へ侵入した一花と萬木先生。
講義をするために空いている教室を探し、真っ暗な教室で講義の真似事をしているところを警備員に見つかってしまいます。
たまたま大学構内に残っていた渋川先生が何とかその場をおさめてくれて、外のイベントスペースを利用して萬木先生の最後の講義が始まります。
自分が歩んできた人生観を語り、最後は「俺は君のことが好きなようだ。君とずっと一緒に生きたい…。」と告白をします。
朝まで一緒にいようと約束し、二人は海へ向います。
波打ち際で海水に濡れながら、二人はお互いの気持ちを確認し合うようにたくさん話しをして、最後はキスをしてお互いの体温を感じながら夜明けまで過ごしました。
朝になり、タクシーで病院に戻りましたが、それから9日後に萬木先生は一花の前から姿を消します。
入院していた病院に先生の姿はなく、いつまでも既読にならないメッセージに不安になり、萬木先生のマンションに向かう一花。
マンションの前には一台のトラックが停まっていて、大量の本や荷物を運び出しています。
「生前は相当な読書家だったんですかね…」と言った業者の持つ袋の中には、見覚えのある一花がカレーを作った鍋が入っていました。
それから何日も経ち、先生へのメッセージはいまだに既読がつきません。
常に先生の姿を探すようになってしまった一花。
家に引きこもるようになった一花を、大樹が外に連れ出し一緒にバドミントンをします。
ふざけながらも「また子供の頃みたいな明るい姉ちゃんに戻ってほしいな〜」と言い、一花は「そんなの、自分が一番…」と言いかけて、自分も先生に同じことをしてしまっていたんだと気付きました。
病気になり、変わるしかなかった先生に「また先生に戻って」とひどいことを言っていたと後悔する一花でしたが、同時に「俺がくたばっても、君は悲しまないで、いい日々だったなって笑ってくれるかい?」と言った先生の言葉を思い出します。
一花はやっと、先生がもう居ないんだということを理解し、大粒の涙を流します。
月日は流れ、一花の成人式の日がやってきました。
振袖を着て会場へ向かう一花でしたが、途中で発作がおきてしまいます。
朦朧とする意識の中で、萬木先生の姿を見つけ幻覚の先生を必至に追いかけます。
生きる希望だった先生を失い、何度も何度も何度も後悔していた一花でしたが、先生と出会って感じたこの気持ちを無意味にはしたくないと、前を向く決心をするのでした。
一花の最期は描かれず、一年後の弟の卒業式へとシーンは変わります。
『さよならだけが人生ならば 人生なんかいりません』
校長先生に教えられた寺山修司の詩を検索し、「幸せってなんだよ…」とつぶやく大樹。
幼い頃の二人の写真を振り返り、微笑む母。
最後の1ページは、生前の二人が他愛のない会話をする過去のシーンで締めくくられています。
束の間の一花を読んだ感想
誰にでもいつかは訪れる死。
高校生の一花が余命宣告をされてしまうこと、好きになった先生も同じく余命宣告をされるという、どうしようもなく切ない設定の物語でした。
常に死が頭によぎる物語なので、悲しいのは当然ですが、自分の死や家族の死と常に隣り合わせに生きている一花、萬木先生、大樹、一花の母。
それぞれの気持ちが、セリフやモノローグだけでなく行動からも伝わってくるのに胸を締め付けられる思いでした。
最後は想いが通じ合ったということを見ればハッピーエンドなのかもしれないし、二人とも居なくなってしまったことを考えるとハッピーエンドではないのかもしれません。
死別というテーマに対する圧倒的な悲しさとは別に、思いやりや愛情、恋心などに泣かされた「束の間の一花」でした。
ぜひ、一人でじっくり落ち着いて読んでみて欲しい作品です。
まとめ
今回は、『束の間の一花』を2〜3巻を無料で読む方法や半額で買う方法をご紹介しました。
全3巻で完結していて、涙なくしては読めない感動の作品となっています。
先生が居なくなってしまった後の一花の気持ちや、残された家族のことを思うと胸が締め付けられますが、いろいろなことを考えさせられるとても深い内容になっています。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
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